子供の頃に読んでいたことわざの本を発掘してきた。
涼しい日が続いていますね。
昨日は傘に防水スプレーをして、しっかり乾かしました。
今日は実家に行き、ある本を発掘してきました。
これです。
まんがで学習 ことわざ事典、全5巻。
子供の頃、トイレに入る扉の真ん前に本棚がありました。その本棚には色々な本が入っていて、そこから1冊本を持ってトイレに入ることが習慣になっていました。
今でも覚えているラインナップは
・小さな恋の物語
・日本昔ばなし
・島っ子
・まんがで学習 ことわざ事典
です。
この中でも特によく読んでいたのがことわざ事典。4コマ漫画になっていて、トイレの短時間でも気軽に読めるという理由だったかもしれません。
↑これは裏表紙。主人公のげんきくんとその家族が中心になり、日常生活で起こる事をことわざで表してくれます。
意味と使い方が視覚的に覚えられる。
サザエさん的な雰囲気という印象。
今思うと、国語のテストのことわざで苦労した覚えがないのはこの本のおかげだったのではないかしら。
母、いい仕事してくれたな。
今回何故この本を引っ張りだしたかというと、ある人に見せたいからだ。
それは今月入籍する予定の彼。
最近、ケンカが増えているのですが、その原因のひとつに「日常的に使う言葉の意味を知らない」ことがあります。
意味というか、その言葉自体を知らないことが多い。話していても噛み合わないことが多いので私がだんだんイライラしてしまうんですよね。
例えば秋、食欲がすごく出るというような話になり「天高く馬肥ゆる秋だからねぇー」なんて言うと、「なに?それ?」となる。
いい例えが出来ないのですが、こういう事が何につけても出てくると、気になってきます。
このズレはどうしてあるんだろう?と考えた。それで思いついたのが、このことわざ辞典の存在だったのだ。
知らないことはしょうがない。そんなことも知らないの!というのは簡単だけれど、それは今までそういう環境になかったのだから触れさせればいいのだ。幸い本人にも覚えたいという意志があるので助かった。
トイレの中にさり気なく置いてみて様子を見ます。
久しぶりに見返してみると、自分でも曖昧にしか意味や由来を覚えていないものがあったので私も楽しく復習できそう。
大人になってからもおすすめの本です。
※写真に載っている価格と現在の価格とは異なります(それにしても777とは縁起がいい?)