3.11の前に毎年非常用持ち出し袋の点検をしています。
明日で4年ですね。震災当日私は当時住んでいた千葉県のマンションにひとり。
2月末から人生初の入院をし、3月初めに退院。自宅療養中でした。
その後少し落ち着いてから非常用持ち出し袋をベッドの横に置くようになりました。
そして毎年、2月末から3月11日までの間に点検をしています。
気休め程度かもしれませんし、そもそも非常用持ち出し袋は必要ないなんて情報もありますが、私は極度の心配性なのでこれで少し安心できると思えば用意しておいたほうがいいかなと思っています。
入れているのはグレゴリーのリュック。登山用に使っていたもので、これで富士山にも登りました。
去年まではもっとたくさん物を入れていたんだけれど、重すぎると逃げるときに逆に危ないということを知り、減らしました。
中身はこんな感じ。
左上から横に向かって
・ウエストポーチ→避難所で過ごすことになった時の貴重品持ち歩き用。
・タオル、ハンカチ、手ぬぐい、下着、靴下
・乾電池各種、ラジオ、携帯充電器、軍手
中段左から
・細かいものが入っているポーチ(下で詳しく書きます)
・写真(友人、家族、小さい頃の思い出の写真)→写真はもう同じものを手に入れることが出来なくなる可能性がある。家族の捜索の際の聞き込みで役に立つ。
・氷砂糖、スポーツドリンクの粉末
・500mlペットボトルの水2本→飲んだり持ち歩くことを考えると大きいペットボトルは不便。
・ヘッドライト→避難中、避難後共に両手を塞がず便利。首にかけても。
下段左から
・カイロ、トランプ→ひとつでも娯楽があるとストレス発散になるかと。大人から子供まで使える。
・生理用品(ケミカル、布、黒いビニール袋)、アイマスク、耳栓、目薬→プライベート空間がなくなる恐れあり、ストレス軽減のため。
・現金5000円強→千円札、500円玉、100円、多めの10円(現金は毎年少しずつ増量中)
中断左のポーチの中は
こんな感じで物が入っています。
なんとなく何が入っているかのメモも一緒に入ってる。
テレカと家族の携帯番号や血液型、生年月日などのメモも。
このポーチは旅行に行く時などに持って行っています。
そしてこれはいつも持ち歩いているもの。
ネルシャツの形のキーホルダー。
脱がせると
LEDペンライトとホイッスルがついています。
これは普段から持ち歩いているのですが、ちょっと前までは非常用持ち出し袋の中に入れていました。
腕のところがカチッとハマるようになっていてバッグの持ち手に付けられる。
田舎に引っ越してきたら、夜道が暗すぎて轢かれそうなので(笑)暗くなってから歩くときは自衛のためにライトをつけています。
画像はありませんが、非常用持ち出し袋の上にはゴアテックスのレインウェアと帽子を置いています。防寒対策と雨対策、帽子は何日も洗髪できない日が続いた場合避難所生活でストレスがたまるそうで、髪型隠しとしてとても役に立ったという阪神・淡路大震災の体験談から。
そしてなにより寝室には背の高い家具や大きい家具は置かない。
震災は忘れた頃にやってくる。
だから毎年、欠かさずにこれからも続けていきます。