みちこの日常ぶろぐ

亀、ドジョウ、特撮、アニメ、旅、浅い趣味など日常系ブログ。誰にとも無くつぶやきたい。気持ちのごみ箱としてのブログ。

あっという間に1ヶ月。読書の秋とはいうものの。

ちょっと気にかけないだけで、ブログ放置、1ヶ月も経っていた。子供の頃の1ヶ月はすごく長かったな。小学生の時の夏休みの1ヶ月は、永遠に終わらないのではないかと思うほどに感じていたのに…まぁ、ラスト3日くらいは溜め込んでいた宿題の山のためにあっという間に過ぎ去っていましたが。

読書の秋。というのは関係ないけれど、最近本を読むペースが上がっていて完全に没頭していました。
夏目漱石のこころと、並行して新書を何冊か。

齋藤孝さんの「読書力」を古本屋で見つけて、その題名に惹かれて読みました。この本は、すごくよかった。読書はなぜしなければならないのか?という疑問に答えてくれる本。
この本の中で気になったフレーズをいくつか挙げたいと思います。

・書くことは読むことの氷山の一角
・読書は向学心そのものであり、向学心をよりいっそう加速させるものである。
・自分から積極的に意味を理解しようとする姿勢がなければ、読書にはならない。読書の習慣は、人に対して積極的に向かう構えを培うものだ。

読書力の中で齋藤孝さんは、本を読む読まないは自由かという問いに対して「まったくそうは思わない」と言っています。
もちろん、個人の自由はありますし、強要するものではありませんがこの本を読んで、私も本は読むべきだと思えます。もし、読書習慣のない方がいらっしゃったら是非一度読んでいただきたい良書です。

こんなことを言う私も、昔から読書の習慣があったわけではありません。もちろん、小学生から中学生にかけては多少読んでいました。けれど、高校生の時に読んだ本の記憶はほとんどありません。思い返すとその頃から読書習慣はなくなっていたと思います。
私が読書をするようになったのはその後、社会人になって数年後。25歳くらいだと思います。軽い読み物ですが、その頃は自己啓発本にハマっていました。
そして、今は気分によってビジネス書、新書、娯楽小説、絵本、漫画、最近は文学と言えるものにもやっと手を出せるようになりました。

自分を探すのではなく、自分を作るために読書をする。これ、すごく楽しいですよ。